空気は熱せられると対流により下から上へと移動します。
これは空気の比重は冷たいと重く、温かいと軽くなるためで、お風呂のお湯が上の方だけ熱かったのに、
下の方が冷たかったするのにも似ています。
床暖房に代表される「ふく射熱」暖房では温められた床の熱が、上の方へと伝わり、部屋全体をほんわか
暖める印象です。だから、床に熱を発するパネルなどを敷くのです。
↓:ガス温水パネル敷き。温水がパネル内部のチューブに入っています。そこで釘打ち等、慎重さが求められます。
フローリング施工→
完成した寝室。窓が多いので併せて2重サッシにしました。さらに効果的です!
費用 84万円(家具等除く)
また、床暖房の熱源には、大きく分けて「ガス」と「電気」があります。
電気の例も見てましょう。
電気でパネル、もしくはフィルムを使用するタイプは、ガスに比べると施工費が安価になる傾向が
あります。
心配な電気代・・・これは、今後のアップダウンにもよりますが、また改めて書きます。
さて、下の写真です。
これはフィルム状の遠赤ヒーターを使用したものです。意外と電気代も掛らないうえ、フィルムが
薄いため、仕上げの高さをコントロールしやすく、もし「床の厚みが大きくなる」「段差が大きく
なる」とか心配な場合には一考の価値ありでしょう。
完成です!
42万円/室(家具等除く)