7月 272014
 

店舗兼用住宅もいよいよ大詰め。

実は、来空間は以前に「住宅リフォーム研究所」と冠を付けていたくらい、住宅を得意とし、件数もこなしてきました。
もちろん、私・田村自身が以前、ある大手ハウスメーカー系のリフォーム会社に勤めていた事もありますので、一般的なリノベーション程度(チラシでよく見かける分譲マンションのような内装仕上げとか)でしたら、難なくこなせるものです。
ただ、今回は2階に新しくお風呂やトイレなども作る、純粋なリノベである上に、1階が店舗=カフェレストラン。
これは、一筋縄ではいきません。・・・と、ご安心あれ・・・

その前職は何と!商業施設の店舗などの仕事をしていたのでした。(経験は活きるもの?)
厨房セッテング2階内装-1

左の写真が、1階店舗内の厨房で、もくもくとセッティングする職人さん。
右の写真は、2階の明るい住居の内装を手掛ける職人さん。

上下に分かれ、まったく趣の異なるところがまた・・・素敵なお住まいを求められる、お客様のセンスの良さですね。

7月 242014
 

いよいよ店舗兼用住宅の店舗部分に「厨房機器」が搬入になります。
これら、プロの料理人が使用している厨房用機器は、コンロひとつとっても半端なくパワフルです。専門家が使用するという事もありますが、設備機器のガス容量や必要排気など能力が大きいため、一般のご家庭用のガスコンロ(オーブン)などとは全く異なります。
ただ、今まで稀に、弊社のお客様で「専門の厨房機器を使用したい」と、ご依頼をうける事がありました。
その際は、今回のように店舗でなくとも、設置できる方法をあらゆる角度から考えるようにしていましたが、最近は・・・。

ガスオーブン1

なんと! 厨房機器の会社の方と話していましたら、最近では一般のご家庭で「使いたい」という方が増えているとの事。
う~ん・・・結構、難しいですよ。マンションでは、まず不可能な例がほとんどですから・・・など会話をしていました。

ステンレス壁

カロリーが大きいため、熱源の下地も配慮が必要です。
消防署に相談の上、特別な不燃下地+仕上げという基準も細かくありますし・・・(自治体の条例など参照です)

厨房機器搬入1
まあ、何はともあれ。こんな重い機材を運んで納品。プロの技とはいえ、お疲れ様でした!

7月 092014
 

店舗兼用住宅・・・いよいよ大詰めになってきました。

そこで、今回はちょっと説教がましい?(笑)ですが、リフォーム(リノベーション)のみならず、新築なぞは当然、工事を進
めるうえで、最も大切と言われていることの、ひとつを書いてみます。

それは「工事完成後見えなくなる箇所」について「写真等で記録を残す」ことです。

対象が構造上主要な部分であればなおさら。そうで無くとも、設備関連については神経を使っておきたいものです。以下の写真は、それぞれ厨房機器の熱源に対する不燃下地箇所についてと、排水配管における作業状況の確認に際して、全体を撮ったものです。これにプラスし実際は、何ミリの何がどうした・・・など、部分詳細・ディテールの写真をそれぞれ残しておきます。

1階店舗厨房 排水管改修
店舗内・厨房のチェックや、給排水設備の確認(不適合な箇所はやり直し!です)。携わるすべての関係者お互いの
ためにも、透明性は重要ですね。

まだまだ、やる事はたくさんあります。がんばりましょう!

7月 032014
 

こういう仕事をしていますと、いろんな会社のショールームにお邪魔します。

さて、今日は原宿。ラフォーレやフォーエバー21の近くで、竹下通りの道路挟んで反対側にある「アドヴァン」さんへ。
以前は普通の設備メーカーのように、価格に、定価と割引率なんてのがあったようですが、今やネット時代。ネット購入
価格と同じように、ショールームも表示価格ままでのやりとりのようです。それは、いたって自然な事だと感じます。

私共のような小さなチームの場合は、数百という大量発注をする訳ではありませんので、こういうワンプライス的な考え
方で、誰が買っても基本的に変わらない・・・というのは、歓迎ですね。
設備機器チェック
ここでは、実際に機器類から水を出し、いろいろ確認できます。水圧チェックなんて、参考になります。
よく素敵なシャワーなど依頼されても、建物の状況や設備配管の関連で、思ったような水圧を得られない事があります。
商品の事前チェックポイントとしては、なんと言っても「使い易さと見た目、そして価格」のバランスが、重要ですね。

またここでは、この蒸し暑いさなかに暖炉が売ってたり・・・
ちょっと暑いかな(笑)でも、とても良いですよ。炎に癒されます。
ショールーム-2

あと数か月したら恋しくなるでしょうか。暖炉・・・ちなみに、都心でも工夫すれば設置できます。