3月 192014
 

2014年に入って結構話題になっていましたが、例の三菱地所レジデンス販売予定だった超高級マンション「ザ・パークハウス グラン南青山高樹町」が、施工ミス:排水管等の配管用のスリーブ入れ忘れによる「コア抜き多数」による強度不足で、建て替えが決定したようです。
今更の話題・・・と思っていましたら、テレビでやっていたそうですね。これには驚きました。
当初は新聞TVなどでも、ほとんど表だって話題にしなかったので、また大手は闇から闇に・・・いつもの事か・・・と思っていましたら、ネット以外で話題になるとは。

ほとんど完成していた大規模建築を、全部ぶっ壊して建て直すくらいの「コア抜き多数」ってのは凄い!と言っていたら、お客様から「コア抜きってなんじゃ?」と聞かれましたので、コア抜きの写真を載せておきます。
(※弊社の既存建築改修時のものです)
鉄筋探知1鉄筋探知してコア抜き1コア抜き2コア抜き

内部告発で発覚した施工ミスの内容は、本来は躯体(構造体のコンクリート)打ち込み時に、排水管等の配管用のスリーブを事前に入れなければならないのを、入れ忘れによる「コア抜き多数」というものでしたので、発覚当初から今後の動きに注目していました。

コア抜きって要は、壁や床が完成した後から穴を開けるやつなので、新築時には基本的に行わないのですが・・・(まあ、現実には仕方なく少しは開けた事がある・・・と、大手の人にも聞いてますが)本来、この開けるべき配管孔の周辺には、補強のための鉄筋の配筋等を行います。
既存建築改修などで、完成後から穴を開ける場合にも、主要な鉄筋を切ってしまわないよう、慎重に行わないと建物の強度が落ちる危険があるからです。
鉄筋探知2鉄筋を探知してコア抜き3コア抜き4コア抜き

繰り返しますが、リフォームなど既存建築改修の場合、仕方なく後から配管孔をコア抜きする事はあります。
新築では配管孔・スリーブの事前設置なぞは、コンクリートを打設する前にやるのが当然の内容だからです。

補強筋も無いなら、まして新築で「コア抜き多数」と聞くと・・・ありえないでしょ!となるわけです。

この物件は、相当な気合いで営業されていましたし、私自信も現場近くで仕事したこともあるので、大手がこぞって新築でコア抜き多数とは、まさか・・・の一言でした。何が「まさか」なのかは、この規模の完成まじかで、水まわり等に必要な孔であるスリーブが多数無かったなんて、そんな重要な問題が発覚する方が不思議だったからです。

まあ、リフォーム・リノベーションでコア抜きをする場合は、図面確認(マンションなら管理規約で決まっていたりします)など含め、あらゆる情報に則った上で、最新の注意をはらって行うことが当然でしょう。

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