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1月 172015
 

本日は、1995年1月17日に起きた、あの阪神大震災から、まる20年です。
住まいに関わる仕事をしている会社として、真摯に思い返しながら祈り、過ごしたいと思っております。

当時の震災の話は今日を前後し、多くのメディアが、いろんな観点から報道されるでしょうから、私はあえて
阪神の震災数か月後に起きた「サハリン大地震」について触れてみたいと思います。

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1995年5月29日(月)読売新聞の記事に、前日に起きたロシア東部サハリン北部の大地震について、書かれていた
内容に今更ながら考えさせられます。前日のマグニチュード7.6規模の地震で多数の建物が崩壊し、死者1,989人
に及ぶ被害が発生したサハリン大地震は、あの阪神大震災の約5カ月程後でした。

また、阪神とは地震発生のメカニズムが異なるため、記事内では、北米とユーラシアふたつのプレートの境界の活発化を、懸念している内容が掲載されています。

この図と記事をよく読み取ると、その後に起きる中越や岩手内陸の震災から、あの 2011年3月11日の東日本大震災や、津波災害を想定できなくもないのか・・・と、今更ながら地震予知の難しさと、履歴に学ぶ重要性を感じます。

8月 042014
 

さてさて!間もなくオープン予定のお店。
思えば、まだ寒さの残る頃に打合せを進めていたレストランが・・・ついに!開店の日が見えてきました。

材木市場で出会ってチョイスした、切り出し乾燥させていた「あの巨大無垢板材」が、これまたお店のど真ん中に据え付けられました。外で見ても大きかったのですが、決して広くはない店内に鎮座すると、かなりの存在感が・・・
無垢材カウンター (圧倒的じゃないか!)

お店はイタリアンベースですが、和のテイストも残した新欧風という感じ。このカウンターのままでは、ちょっと小料理屋っぽいので、これから詰めの仕上げに入ります。

お客様は、お店のシェフであり、マスターっていう感じで、オープンを控えテストランに余念がありません。
数々のお店を渡り歩き、修行を重ねられたのが、その一挙手一投足から感じとれます。

テストラン
テストランを拝見していて「まさにプロ。こりゃ凄いな!」と素直に驚きました。

私共も、リフォーム・建築ではプロとして誇りを持って活動していますが、いろんな道のプロがいらっしゃいます。
マスター(お客様を、そう呼んでしまいました・・・汗;)工程おしてすみません!繁盛店になりますよ。絶対!
それが私共の一番の願いです。

7月 272014
 

店舗兼用住宅もいよいよ大詰め。

実は、来空間は以前に「住宅リフォーム研究所」と冠を付けていたくらい、住宅を得意とし、件数もこなしてきました。
もちろん、私・田村自身が以前、ある大手ハウスメーカー系のリフォーム会社に勤めていた事もありますので、一般的なリノベーション程度(チラシでよく見かける分譲マンションのような内装仕上げとか)でしたら、難なくこなせるものです。
ただ、今回は2階に新しくお風呂やトイレなども作る、純粋なリノベである上に、1階が店舗=カフェレストラン。
これは、一筋縄ではいきません。・・・と、ご安心あれ・・・

その前職は何と!商業施設の店舗などの仕事をしていたのでした。(経験は活きるもの?)
厨房セッテング2階内装-1

左の写真が、1階店舗内の厨房で、もくもくとセッティングする職人さん。
右の写真は、2階の明るい住居の内装を手掛ける職人さん。

上下に分かれ、まったく趣の異なるところがまた・・・素敵なお住まいを求められる、お客様のセンスの良さですね。

7月 242014
 

いよいよ店舗兼用住宅の店舗部分に「厨房機器」が搬入になります。
これら、プロの料理人が使用している厨房用機器は、コンロひとつとっても半端なくパワフルです。専門家が使用するという事もありますが、設備機器のガス容量や必要排気など能力が大きいため、一般のご家庭用のガスコンロ(オーブン)などとは全く異なります。
ただ、今まで稀に、弊社のお客様で「専門の厨房機器を使用したい」と、ご依頼をうける事がありました。
その際は、今回のように店舗でなくとも、設置できる方法をあらゆる角度から考えるようにしていましたが、最近は・・・。

ガスオーブン1

なんと! 厨房機器の会社の方と話していましたら、最近では一般のご家庭で「使いたい」という方が増えているとの事。
う~ん・・・結構、難しいですよ。マンションでは、まず不可能な例がほとんどですから・・・など会話をしていました。

ステンレス壁

カロリーが大きいため、熱源の下地も配慮が必要です。
消防署に相談の上、特別な不燃下地+仕上げという基準も細かくありますし・・・(自治体の条例など参照です)

厨房機器搬入1
まあ、何はともあれ。こんな重い機材を運んで納品。プロの技とはいえ、お疲れ様でした!

7月 092014
 

店舗兼用住宅・・・いよいよ大詰めになってきました。

そこで、今回はちょっと説教がましい?(笑)ですが、リフォーム(リノベーション)のみならず、新築なぞは当然、工事を進
めるうえで、最も大切と言われていることの、ひとつを書いてみます。

それは「工事完成後見えなくなる箇所」について「写真等で記録を残す」ことです。

対象が構造上主要な部分であればなおさら。そうで無くとも、設備関連については神経を使っておきたいものです。以下の写真は、それぞれ厨房機器の熱源に対する不燃下地箇所についてと、排水配管における作業状況の確認に際して、全体を撮ったものです。これにプラスし実際は、何ミリの何がどうした・・・など、部分詳細・ディテールの写真をそれぞれ残しておきます。

1階店舗厨房 排水管改修
店舗内・厨房のチェックや、給排水設備の確認(不適合な箇所はやり直し!です)。携わるすべての関係者お互いの
ためにも、透明性は重要ですね。

まだまだ、やる事はたくさんあります。がんばりましょう!