本日は、1995年1月17日に起きた、あの阪神大震災から、まる20年です。
住まいに関わる仕事をしている会社として、真摯に思い返しながら祈り、過ごしたいと思っております。
当時の震災の話は今日を前後し、多くのメディアが、いろんな観点から報道されるでしょうから、私はあえて
阪神の震災数か月後に起きた「サハリン大地震」について触れてみたいと思います。
1995年5月29日(月)読売新聞の記事に、前日に起きたロシア東部サハリン北部の大地震について、書かれていた
内容に今更ながら考えさせられます。前日のマグニチュード7.6規模の地震で多数の建物が崩壊し、死者1,989人
に及ぶ被害が発生したサハリン大地震は、あの阪神大震災の約5カ月程後でした。
また、阪神とは地震発生のメカニズムが異なるため、記事内では、北米とユーラシアふたつのプレートの境界の活発化を、懸念している内容が掲載されています。
この図と記事をよく読み取ると、その後に起きる中越や岩手内陸の震災から、あの 2011年3月11日の東日本大震災や、津波災害を想定できなくもないのか・・・と、今更ながら地震予知の難しさと、履歴に学ぶ重要性を感じます。