7月 092014
 

店舗兼用住宅・・・いよいよ大詰めになってきました。

そこで、今回はちょっと説教がましい?(笑)ですが、リフォーム(リノベーション)のみならず、新築なぞは当然、工事を進
めるうえで、最も大切と言われていることの、ひとつを書いてみます。

それは「工事完成後見えなくなる箇所」について「写真等で記録を残す」ことです。

対象が構造上主要な部分であればなおさら。そうで無くとも、設備関連については神経を使っておきたいものです。以下の写真は、それぞれ厨房機器の熱源に対する不燃下地箇所についてと、排水配管における作業状況の確認に際して、全体を撮ったものです。これにプラスし実際は、何ミリの何がどうした・・・など、部分詳細・ディテールの写真をそれぞれ残しておきます。

1階店舗厨房 排水管改修
店舗内・厨房のチェックや、給排水設備の確認(不適合な箇所はやり直し!です)。携わるすべての関係者お互いの
ためにも、透明性は重要ですね。

まだまだ、やる事はたくさんあります。がんばりましょう!

6月 252014
 

さて、仕上げ材の選定などを進めながらも、当然、現場は日々進行していきます。ポイントとなる時期の工事チェックは、
とても大切です。

今回はビル内の施工でよく使う(最近のマンションなどはほとんど使用している)軽量鉄骨のフレーム(スタッド)を使用
しています。木造の構造体にはあまり使わないのですが、今回は店舗かつ厨房面積が広いので、効果的かと思います。

厨房下地軽量鉄骨下地内配線
店舗内:↑ 厨房部分です。先日の新設基礎の上に組んでいます。
実はこのフレームが金属ですから、電気配線などを貫通させる施工の時、けっこう気をつかいます。

配線は被覆され、金属と直接触れるわけではないので、基本的に心配ないはずですが、実は横引きの場合、
何かのきっかけで漏電することがあるようです。右上の写真のように、保護材を使用し安全側で施工する
のも大切です。特にこの部分、後々は壁の中・・・。見えなくなるのですから。
そして、同時に外部の化粧ようにも足場を組み始めました。
足場架け

みなさん、気をつけて頑張りましょう!

6月 182014
 

今日は、店舗のメインになるカウンターを選定するため、都内にある材木問屋に、お客様と一緒に来ています。
東京の都心部で、このように大規模な材木市場は少ないですが、商品になる以前の姿が見れ、貴重な場所です。
材木市場木材選定
今回は、杉のカウンターの厚さ63ミリで、厚みを強調したものを使用する予定です。
問屋の方に協力を得て、何枚かを並べ、品定めをしています。(田村はしつこい性格なので・・・苦笑)
木材選び-1カウンター選定
丸太の中心の、心材にあたる赤身の風合い。外側の辺材(白太・白身)の目のそろいなどによって、
本物の木は、いろんな表情を見せてくれます。
お客様(シェフのE様)は、木の香り・優しさに触れ、よりパワーアップされているようでした。

目の前にある4mほどの長さの原木が、20m以上の大きな樹の根っこの部分かと思うと、またまた
空想が 広がります。このカウンターは、厨房と客席の間に設置されます。

築地の魚市場で寿司ネタ探し?ではないですが、ここぞというポイントになる素材には、しっかり
こだわり、携わりたいものです。 もちろん、問屋さんとの距離が近いので、限りなく余計なマージ
ンが省け費用的にも、お得なのは言うまでもありませんし。(笑)

6月 122014
 

さて、解体が終了後の店舗内厨房については、シェフであるお客様と、実際に使用する設備・什器などの
確認をしながら、必要最小限の寸法で墨出し(リフォームの場合は、その場で原寸が一番確実)をします。

墨出し作業完了後に、厨房と客席になる場所の境界にコンクリートで基礎のような物を設定します。

基礎型枠
厨房は、掃除など水洗いが簡単にでき清潔に保てるようにするのはもとより、防火・防炎など消防対策に
ついても万全を期さねばなりません。客席との分離は意味のある設定であり、使う人にとって使い勝手の
良い環境である・・・という完成度が要求されます。

これらは、住宅のキッチンにも応用できる、とても重要な要素です。

また、2階の住居部分 ↓ も、同時進行していきます。
2階北側1

かなり年数が経っている建物なので、都度、頭をひねりながら進めます。
大工さん、お手数かけてすみませんね!

6月 092014
 

先月始まった店舗兼用住宅ですが、着々と解体が進み、数日前には解体も終わりました。
解体ー32階解体
1階は、既存店舗を活かしながら、再生させる方法をとりますが、2階は新規に住居として、まとめなければなりません。

また、解体しながら見えてくる事柄も多く、今後の展開を踏まえ、図面化した内容で事前に消防対策や保健所対策などが必要です。
既存を活かす・・・限られた条件とはいえ、現代の法令に沿った、より安全・安心な空間にする責任が、我々プロのリフォーム建築家にはあると思っています。